桃屋(広東)食品有限公司 珠海工場建設工事起工式の開催
2025-10-30
2025年10月28日、当社が施工を担当する「桃屋(広東)食品有限公司 珠海工場建設工事」の起工式が、珠海経済技術開発区高欄港総合保税区にて盛大に執り行われました。式典には、珠海経済技術開発区の関係部門の皆様、お施主様、設計院、監理会社の代表者、ならびに多くのご来賓をお招きし、弊社は本社から水谷社長、福田理事も出席し、工事の正式な着工を共に見届けました。

桃屋(広東)食品有限公司は、日本の先進的な自動化瓶詰・缶詰生産ライン一式を導入し、瓶詰野菜、調味料、冷凍野菜、油揚野菜、熱風乾燥野菜、漬物および瓶詰水産缶詰などの製品を高欄港総合保税区にて生産する計画です。総投資額は約1億8千万元を予定しており、2027年3月の試運転開始を目指しています。

式典は迫力ある獅子舞の演舞で幕を開け、続いて来賓の皆様より祝辞を頂き、工事の順調なスタートへの祝意と、当社の施工技術への厚い信頼・期待が寄せられました。

施主桃屋(広東)食品有限公司の庄司総経理は挨拶の中で次のように述べました。「株式会社桃屋は創業100年以上の歴史を有し、“良品質主義、広告宣伝主義”という理念を掲げ、日本の伝統食文化を継承しながら、多くの消費者の信頼と支持を得てまいりました。新工場では、最新の衛生管理システムおよび環境保全設備を導入し、生産効率の向上と安全で持続可能な事業運営を両立させます。高品質な食品の安定供給に努め、地域経済の発展に寄与するとともに、地域社会との信頼関係を一層深めてまいります。」

珠海経済技術開発区党工委委員・区管委会副主任・総合保税事務局局長の綦佳氏は、「本プロジェクトの着工は、珠海経済技術開発区の発展環境・産業エコシステムおよび将来性への高い信頼の証です。高欄港総合保税区における国際的産業協力の新たな可能性を切り開き、地域の外貿および食品加工産業の高度化に新たな原動力を与えるものです。珠海経済技術開発区としても企業の発展を全面的に支援し、本プロジェクトを地域の食品生産の模範企業へと育ててまいります」と述べました。

弊社総経理の山崎は挨拶で、「これまで長年にわたり培ってきた建設技術とノウハウのすべてを集結し、『安全』『品質』『工程』の三つの約束を最優先で徹底してまいります。工事期間中は、地域の皆様にご迷惑をおかけすることのないよう、細心の注意を払い、安全対策、環境対策を万全に行って施工してまいります。この新工場が未来の中国社会の発展、桃屋グループ様の発展を支える、強固で優れた施設となるよう、建設することをお約束いたします」と述べました。

式典の最後には、政府関係者・施主・施工関係者による鍬入れの儀が行われ、工事の着工が正式にスタートしました。会場では花火が打ち上げられ、盛大な拍手と共に全出席者が杯を交わし、工事の安全と円満な成功を祈願しました。


